感じやすスギ。





「あ・・ぁ・・やぁ・・・・っ」

ちょっと遅めの昼食をとり、リビングでのんびりしていたとき。
隣のソファでうとうとしていたはずの人から、なんかイケナイ声がするんですけど。

取り敢えず読みかけの雑誌を放り投げ、色っぽく悶えてる師叔の傍へ寄る。
何故イキナリこんな(僕にとって)おいしい状態になったのだろうか。
縋り付いてくる師叔を抱き留め、その原因を探ってみる。

相変わらず小さな声で喘いでいる師叔に、一瞬理性の糸がぷちんっといきそうになるがまずは原因を見つけなければ。
僕以外の何かが、勝手に師叔にこんな声出させるなんて結構嫌だったりするんデスよ。

そういえばさっきから、師叔の可愛い声に混じり何か違う音が聞こえる。
なんだろう?と思い視線を彷徨わせて・・・・。

全ての答えは師叔の、ポケットの中にあった。

「師叔・・大丈夫ですか?」

「んっ・・よ、ぜん・・・なんかブルブルするぅ・・・」

師叔は苦しげにそう言い、さらにきゅっと抱き付いてきた。
そのせいで密着した身体から、今この人を悩ませている振動が伝わってくる。

師叔のズボンのポケットの中では。
パールピンクのケータイがブルブルと震えていた。

マナーモードにした携帯電話を、ポケットに入れたまま寝てしまったのだろう。
それが内股のやわい部分やその近くの・・・なんて言うか・・・敏感なところを刺激して、師叔にはたまらないらしい。
起きたばかりで頭が冴えないせいか、ケータイを取り出すというコトは思いつかないみたいで。

「そんなにイイんですか?コレ」

「やぁっ・・!」

いまだに震えているケータイを、わざと身体を寄せて押しつける。
敏感な部分にヒットしたそれに師叔はビクッと強く震えた。

ってゆうか、このまま襲ってイイですか?
こんな刺激にも敏感に反応してくれるなんて・・・・可愛スギデスよ。

「あ・・な、何?楊ぜん?」

「んー・・・師叔のがあたってるのと・・・可愛いあなたに欲情しちゃってv」

抱き合って密着しているお互いの下肢。
だんだんと形を変え始めた僕に、師叔は戸惑ったみたいだけど。
まあ、しょうがないですよこればっかりは。

そんな姿を僕に見せて。
我慢できるわけないでしょう?♪

「さー寝室行きましょうね、師叔vv」

ケータイはとっくに鳴りやみ。
振動はもう伝わってこなかったけれど。

 

今度は、こっちのバイブでブルブル震わせてあげますよv


 

 

・・・と言ってる王子の右手には大人のおもちゃが(笑)
敏感肌の師叔にはケータイの振動さえもたまらないのですvv

我が愛しの奥様(笑)へのメールに速攻で書き上げたものですー。