お互いの気持ちを確かめ合った楊ぜんと太公望はさっそく周の宰相のもとに訪れていた。 軍師様とその右腕が反乱を起こしたらしいという噂を聞きつけた 「旦!頼む、1週間休みくれ!!」 両手を頭の上でパンッと合わせ思い切って懇願する。 そして一瞬の静寂の後。 「却下。」 「なぜじゃぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」 「す、師叔!落ち着いて!」 ギャラリーのやっぱりな・・そりゃそうだ・・なんていう言葉は聞こえないフリをして 「離せ楊ぜん!離すのだぁぁ〜〜!!!」 「落ち着いてください師叔。ここは僕に任せて?」 太公望を自分の方に向かせ顔を寄せてにっこり微笑む楊ぜんに 「今は急ぎの書簡も僕らが目を通さなければならない仕事も無いはずですよ? 「し・・しかしですね。軍師が抜けて、その補佐まで仕事から抜けてしまうのは困ります。 美人の男のスマイルにさすがの周公旦も一歩退く。 「それじゃ意味ナイんですよ。せっかく師叔がデモ演説まで行って僕と一緒にゆっくりしたいと 「考えとはなんだ・・?」 それまで大人しく楊ぜんの傍で話を聞いていた太公望だが 上目遣いの瞳に微笑み、次に怪訝な表情を浮かべる目の前の宰相に薄く微笑み 「ストライキ。休み貰えるまで仕事しません」 オオオオオオオォォォォーーーーー!!!! 楊ぜんの発言にギャラリーは沸き、盛り上がる。 呼び止める周公旦には完全無視を決め込み楊ぜんは太公望を連れてさっさと執務室を後にした。
「いいんですよ。それとも師叔は僕と一緒にいたくないんですか?」 心配そうに顔を覗き込んでくる楊ぜんに太公望は慌ててその胸にぎゅっとしがみつく。 「い・・・・いたいから・・・・反乱など起こしておるのだ」 「・・・・・・師叔かわいい」 くすっと微笑み楊ぜんは腕の中にすっぽりと収まってしまう小さな身体を愛しそうに包み込む。 「師叔をこんな姿にした雲中子様か・・太乙様か・・・どちらでもいいですけどシめてやらなくてはいけませんね。 「だあほぉ・・・・/////」 小さく丸まって楊ぜんの胸に顔をうずめてしまった可愛い恋人。 「望ちゃん久しぶり〜。楊ぜん君も」 「えっ?ふ、普賢??」 「普賢様・・?」 「遊びにきたらなんか騒ぎがおこってるから、望ちゃんを探してたんだけど・・・僕お邪魔だったね」 ふふっと面白そうに微笑む幼なじみに、ハッと今の状態を思い出す。 「え!いいいいや、そんなことはないぞっ普賢!」 太公望は未だひっついたままだった身体を慌てて離す。 「で、なにかあったの?君たちがこんなのんびりしてるくらいだから深刻なことじゃなさそうだけど・・」 「あのなっ、普賢・・・・実は・・・これはかくかくしかじかで」 間。
「望ちゃんは軍師様なんだよ?ストライキなんか起こしたら皆に示しがつかないじゃない」 「しかし師叔は・・・!」 反論する楊ぜんの言葉を聞きながら普賢は太公望に近づいていく。 「それに安らかな生活って・・・望ちゃんはさっきそうじゃなかった? 「・・・あ・・」 「大事な仕事に就いてる以上ちょっとくらいは妥協しなきゃ」 ね?とニコニコと変わらぬ笑みで返事を促す親友の両手を太公望はがしっと掴み 「すまんっっっ!わしが間違っておったようじゃ・・・・幸せとはそういうものじゃな・・・・」 「分かり合えるって素晴らしいことだよね」 ねーvなんてやって納得しあってる二人を余所に、一人訳が分からない楊ぜん。 「あの師叔・・・?ストライキは・・・」 「楊ぜん!手伝ってもらってアレだがストライキは取りやめじゃっ。 「師叔・・・・」 「猫ミミとかうさミミとかはもう望ちゃんの運命だと思って諦めるしかないね」 「ううぅ・・・;」 そこはどうも納得いかないといったように眉を寄せる姿に微笑んで 「それより望ちゃん、今日はヒマなんでしょ?僕のところでお茶しない?桃もあるんだよ」 「桃!!行く行くvvv」 「ちょっと師叔っ!?」 話についていけない楊ぜんは普賢に手をひかれる太公望を引き留めようとするが 「楊ぜんくんもおいでよ。望ちゃんもそのほうが嬉しいだろうし・・・。 「・・・・・有り難うございます!!普賢様」 深々と頭を下げお礼を言い、楊ぜんは早くこいーっと言ってる可愛い恋人のもとへ急いだ。 一週間の休みより今の楽しみを優先する楊太。
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というわけで。
やっと終わりました。ブリトラ強化月間。
謎な終わりで申し訳ないです・・。深夜3時の私の頭で考えた話なだけあります(死)
今までこんな謎企画にお付き合いしてくれた皆さま。本当に有り難うございました〜!!!
シュプレヒコールC song by BRUEF & TRUNKS