「あ・・・あぁ・・・んっそこ・・・・」

「ここですか?」

「っ・・そこじゃなくて、あ・・そこ気持ちい・・」




結果
オーライ。




ってゆうかですね。


先に言っておきますけど、僕たち別にえっちなことしてるわけじゃありませんよ。
先にばらしちゃって申し訳ないのですが(誰に)

師叔に全身マッサージしてあげてるだけですので。



「楊ぜん〜そこもっと強く揉んでっ・・ん、そう・・・」

「すっごくパンパンになってますね、師叔のここ・・・気持ちいいですか?」

「ん、・・・・お主のやりかたが上手いからの・・・あっそこ!」

「・・・・・・・・」



ってゆうかですね。

僕が揉んでるのは、決して師叔の可愛らしいアソコとかじゃなくてふくらはぎですよ、ふくらはぎ。
今日はずっと立ち仕事だったらしくて、師叔のそこはかなりパンパンになっている。
でもどうしてこんなに妖しい会話になってしまうのでしょう?
まぁそれがやめられなくて、こうやって週1で師叔のマッサージを買って出てるのですが。



「いつもすまんのぅ楊ぜん・・・わしばっかり」

「いいえ、仕事の疲れを癒して差し上げるのも右腕の役目ですから」



そう。
恋人の役目、ではなく右腕の役目。
僕たちはまだそんな甘い関係ではなく、師叔はあくまでもこの行為を親切心からだと信じ切っている。
実際は下心ありありなんですけどね。
可愛い声は聞けるし、師叔に遠慮なく触れるし。
マッサージは僕にとって、愛しい人に近づく口実でしかなかった。



「でも・・・あっやだそこ痛っ」

「痛いということは凝ってるということですよ、ちょっと我慢してくださいね」



無防備に寝台にうつぶせになっている師叔。
潰さないように注意して、ちょうど可愛らしいおしりのあたりを跨ぐ。
その体勢のまま、一番凝ってそうな小さな肩に手をのばして揉みほぐす。



「痛っ・・ぁ・・・あ、でも気持ちいかも・・・」



僕の手が身体をほぐすたび、師叔の唇からは気持ちよさそうな声がもれて。
腰の辺りのツボを中心に刺激してあげれば、びくびくっと跨いでいる小さなおしりが揺れた。




何て言うかですね。

師叔は可愛すぎるんですよ。そりゃもう犯罪的に。殺人的に。
毎回毎回こうやって師叔の可愛い声と仕草に誘われて、何度手を出しそうになったことか。

だけど、師叔は何も知らないから。





「楊ぜん?」

手が止まっていた僕に、師叔がどうしたのだ?という瞳で見つめてきた。
なんでもありませんと微笑んで、再びマッサージを始める。
師叔はまた気持ちよさそうにベットに顔を俯せた。

これ以上のことはできない。
性知識なんてさらさらない可憐で純粋な愛しい人。



だけどですね。

身体というものはホントに正直で。

(ヤバ・・・)

身体のツボを押す刺激に、師叔が何度もおしりを揺らす。
そこを跨ぐかたちになっている僕のソコは、その度に緩く刺激されて序々に形を変え始めていた。

けれどそれは毎度のことで、愛しいひとの可愛い声に勃たないハズがない。
ただそれが、師叔にばれてはいけないだけ。
いつも部分変化で上手に隠し何でもないように取り繕っている。

だから今日も上手く隠して、いつもどおり師叔だけが気持ちいいまま終わらせてあげたかったのだが。



「ん・・?なんかしりに硬いものがあたってる・・・?」

「!!」



ヤバイと思って急いで変化をする前に。
異物感を確かめようと後ろを振り向いた師叔に、見られてしまった。



「・・・・・・・」

「・・あ、あのですね師叔・・・これはその・・・」



ビックリしているのだろう。
じーっと僕のソコを見つめたまま師叔は固まってしまっている。

嫌われたかな・・・・と思っていると、師叔がなんとも明るい声で問いかけてきた。



「のうのう楊ぜん、そんなところでも凝ることがあるのか?」

「・・・・・・・・・・・・は?」

「だってお主のそこ硬いではないか。凝っておるのだろう?」




・・・・何て可愛いんですかあなたと言う人はっ。




何も知らない純真無垢な師叔は、勃起という言葉もそれ自体も知らなかった。
肩と同じで、凝っているから硬くなっていると思ったらしい。
途端に、身体の奥から自分の欲が溢れてくるのが分かった。
ニヤリと、師叔に気付かれないように微笑む。



「そうなんですよ実は。だいぶ硬くなってきてて結構辛いんですよね」

「そういうことは早く言わぬかっ。どれ、わしがマッサージしてやろうvいつもしてもらってるお礼じゃ」

「え、でも・・・・・」(白々しい)

「いいからいいから」



師叔は僕の下からするりと抜けだすと、寝台の上にぺたりと座り込む。
内心小躍り状態で、僕は予想もしなかった師叔からの接触を待ちわびた。

何も知らないことをいいことに、師叔を利用しているみたいで心が痛まないわけではなかったけど。
師叔がマッサージしてくれると言うのだし。
うまくいけばこれを機に、甘い関係に持ち込めるかもしれないし。


師叔にコレが見られてしまったこと自体、失敗かなとも思うけど。




まぁ、結果オーライということでvv


 

ここに変態さんがいます〜。
よくあるマッサージネタからだんだんおかしな方向へ・・・。
師叔純粋すぎ(笑)

続いちゃったりしても許してくださいますか(汗)