太「のう楊ぜん、わし最近太ったと思わんか?」
楊「そうですか・・・?(どこがだろう)」
太「だって先日わしが上に乗ってやった時など苦しがっておったではないか」
楊「いやいやいや・・・師叔、そんな事してくれたことなんかないじゃないですか」
太「なっ!お主がどうしてもと言うからわしがせっかくしてやったのに!」
楊「いつの話ですか!いつそんな嬉しいことがおこったんです!」
太「おとといじゃ。覚えておらぬのか!?」
楊「・・・・?おとといって、最近疲れたとか言って部屋にも入れてくれなかったじゃないですか」
太「だからそこをお主が無理やり」
楊「それにおとといは仙人界に戻っていて帰ってきたのは今日ですよ?」
太「・・・・入ってきて・・・・・わしを・・・・・・・・、あ」

楊「・・・すーすぅ?怒らないですからどこの誰と勘違いしてらっしゃるのか教えて頂けませんか?」
太「・・・い、いやっあのー・・・ここ数分のことは全て忘れてくれると大変嬉しいのだが」
楊「無理です。一体どこの、どいつと、浮気したんですか・・・!」
太「浮気などしておらぬわ!」
楊「じゃあどういうことです。あぁ僕だってまだしてもらった事ないっていうのに!なんて羨ましい!」
太「べ、別にとにかくなんでもないのだ!全部忘れてくれ・・・・!」
楊「逃げようったってそうはいきませんよ。ちゃんと説明して頂かないと納得できません」
太「ううぅ・・・」
楊「ほら、ホントに怒ったりしませんから」
太「・・・・・・・・・・・・・・ゆ」
楊「師叔?」
太「・・・・・夢でお逢いして以来です・・・ね?」
楊「は?」
太「じゃっそういうことで!」
楊「あっこら待ちなさい!」



太「(わしとしたことがわしとしたことがわしとしたことが〜!!!!)」





夢と現実がごっちゃになってたなんて!



と思いつつもひそかに残念がる師叔