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我慢/和泉
恵 |
燦々と照り付ける太陽の中、自分以外の皆は体育でもバレーに勤しんでいるのに
朝の楊ぜんのイタズラの所為で体育を見学している望は校庭が見回せる下駄箱で一人で座っていた。
「…もうっ…先生の所為で見学になってしまったのだ…」
こんな憎まれ口を叩こうが躯の奥で微かに蠢いている物を入れたままバレーなんてやったら自分が痛い目を見るだけ。
だから見学と云う手口に出たのだ。
この暑い学校で、先生に言われた通りにじっと我慢しているのは辛いけれどお仕置きの苦しさに比べたら全然平気。
こんなことばかりされていて何故自分は何も抵抗できないのだろう。
「はぁ〜…なんでわし先生が好きなのかのう…はぅ…」
「僕は望の全部が好きだけどねv」
「ひゃ…っ…」
聞きなれた声が耳元から聞こえてきて、次に蒼が目にはいってくる。
「ぁ…せんせ…っ…どうして…」
「ん?授業がこの時間無くてね。準備室に行こうと思ったら君が居たから」
頬にキスされてぴくんっと躯が反応してしまう。
クス、と比喩が聞こえて顔が赤くなってくる。
「まだ我慢してくれてるみたいですね、目が潤んでる。」
「え…、や…ぁ、やぁっ…!」
夏の薄い生地の上から入り口を指で擦られて内壁を締め付けてしまう。
子供の様にいやいやと頭を振って快感をやり過ごす。
そうでもしないとどんどんと躯が熱くなってしまいそう、でも躯は確実に熱を上げていく。
「やだ…っ…せんせ…っココ職員室の前…」
「今は授業中ですから誰も通りやしませんよ」
「でも…駄目…っ!」
「いつもは職員室で色んな事してるでしょう?」
「……っ…でも駄目…!」
何時に無く頑な望に楊ぜんは面白がる。
腰に腕を回してぎゅうと抱き締めて微笑む。
「どうしたの?いつもより強情だね」
「だ…だって…」
「だって?」
「……っ……が…我慢できなくなっちゃう…から…」
小さな小さな声で可愛らしい言葉が幼い唇から紡がれた。
ぎゅうっと瞼を閉じて羞恥心に耐えてに訴えると形のいい唇に軽く口付けられる。
「ぁ…っ」
「…じゃあ、今日はうちにお出で…?家には送っていってあげるから…」
-----思う存分君を可愛がってあげるから…
耳元で囁かれて躯が震える。
奥で蠢いているものが気に出来ないくらいの快感を思い出す様。
腰の痛みも忘れて望は頷いた。
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