まわるまわるmy routine life …

ラフ・ラフ

あなたがいるから朝の目覚めはいつだって最高だけど。

となりに在ったぬくもりがもぞもぞと動く気配がして目が覚める。
のがすまいと無意識に手をのばしてみてもそれはあっさりとかわされてしまった。
そのまま離れていくのかと思えばそうでもないらしい。
居心地のいい場所をみつけたスースはそこでしばらくとまったまま。

かわされてしまったのが悔しくて眠ったフリを続けてみる。
だからスースがなにをしているのかわからないけれど
じっと見つめられているのは感じる。

「キレイじゃのぅ……」

普段はいってくれない嬉しい言葉が降ってきて思わず抱きしめそうになるが
がまんがまん。
そう言いながらスースは僕の髪をさらさらと梳いてくれていた。
小さな手が優しく触れて、何度もなんども髪を梳く。
どうしようもないくらいの愛しさがこみ上げてきて。
自然に口元が緩んでしまうのはいくら天才でも止めることは出来ないらしい。

「フフ…寝たまま笑いおって。良い夢でもみておるのかのぅ」

くすくす笑いながらそっと髪をかきあげられちゅっ、とおでこで小さな音。
目元、鼻すじ、頬とちゅっちゅと口づけ、唇が離れていく。
なんだかくすぐったくて気持ちいい感じ。
でもどうせなら口にもしてほしかったのに。

寝ぼけたフリをして小さく華奢な身体を抱き寄せる。
今度はちゃんと腕の中に捕まってくれて。
うれしいなぁ。
やめぬか!と言ってスースは暴れるけど僕は今眠っているんですよ?何も聞こえません♪
ぎゅっと抱きしめれば抵抗もやみ、スースはおとなしくなってしまう。
抱きしめられるの、好きですよね。

「楊ぜん………」

感じる幸せ。
あなたが今日一番に呼んだのはきっと僕の名前。

「よ…ぜん……」

拗ねた声になって僕のはなをつまみだしたスース。
早く起きて欲しいんですね。
「ん……スース…?」
「ダァホ…やっと起きたか」
わざとらしく目を覚ます僕の瞳に映った怒ったような嬉しそうなスースの、笑顔。
可愛くてその頬を手のひらで包み込めば、すごく嬉しそうに擦り寄ってきてくれて。

あなたの寝顔を見ながら朝を過ごすのが僕の日課だけど
たまには、ね。
明日はきっとあなたの可愛い寝顔が見れるはず。

「おはようございます、スース」

「おはよう、楊ぜん」

まわるまわるmy routine life …

こんなかわらぬ日常もずっと続けばそれで幸せ


*Endless*

 

題名をそのままrough laughの名使って、文の雰囲気もラフの曲をイメージした楊太文。
2000hit(仮)として梅子様へ捧げました楊バージョンです。
朝のいちゃいちゃ・・・・2人にとってはいつものことなんでしょうねぇv
コレ書いてハッキリしたこと。うちの太さんは抱きしめられるのが好きでしょうがないらしいです。キスよりも(!?)
これは仮と言うことになってますが本物はいつ出来上がるやら;
たぶん裏いって女スーでエロですね.爆。

 

 

+ 太バージョン +