理想のアナタ。


僕の理想のあなたは、いつだって僕に優しくて。

「おい楊ぜん、これもやっといてくれ」

自分の仕事は自分でやる、とっても責任の強い人で。

「なんだお主、変な顔して綺麗な顔が台無しだぞ?」

可愛げがあって。

「あ、そういえば今日お主の誕生日らしいな。すまん忘れておった」

僕のことを一番に考えてくれて。

「どうせお主のことだから、不埒なことをさせろーとか言うつもりだったのであろう?」

行為についても積極的で。

「よしっ、プレゼントに昼食の桃を譲ってやろう!」

少食な控えめな人で。

「すごいであろう?桃だぞ桃!このわしが!そうと決まればはやく食堂行くぞ〜」

「ちょっと太公望!まだ仕事が終わってないでしょう?!」

「うるさいのう・・・飯くってからやるわい」

素直で。

「ってことで行くぞ楊ぜん♪」

僕の方へ振り向き、師叔はにこっと笑って僕を誘った。
苦笑して返事をする。

「・・・はい」






とかじゃなくて。

こういうあなた、なんですよね。


 

マジ短いです。
楊ぜんの誕生日ssになりませんでした(死)