★王子お誕生日カウントダウン★




【6月19日(月)】

今日はカレンダーの24日に自分で花丸を描いてみた。
師叔が不思議そうな顔をしてたので「あと5日ですね」って言ったらもっと不思議な顔をされた。
もう、師叔ったらとぼけちゃって。
アイスを食べる師叔もとても可愛かったです。(楊ぜん)


何があるか知らんが、楊ぜんが24日に花丸を描いていた。
あと5日って・・・なんかあったか?
さっぱりわからん。
燃えないゴミの日?・・・・いやいやいやいや。
まあいいか。(太公望)





【6月20日(日)】

雨が降っていたので今日は家で過ごした。
僕は読書をしてたけど、師叔は隣でてるてる坊主を作ってました。
いっぱい作っていっぱいつるせば早く雨が止むんだとか。可愛いですね。
あと4日って言っても師叔はまだとぼけてるようで、しつこくアピールしたらソファから蹴落とされた。
痛いです師叔・・・・・。(楊ぜん)


雨は別に嫌いではないが、このじめじめ感に耐えれんのだ。
普賢がてるてる坊主をつるしておけば明日は晴れると言っておったから、いっぱい作った。
いっぱいあったほうが早く晴れるだろう。頭いいのうわし。
そんなわしを楊ぜんが何か変質者のような目でみつめてきた。
もとはそんなに悪くないのに・・・・キモイぞお主。(太公望)





【6月21日(月)】

今日は台風でした。
昼頃はまだ大丈夫だったから、ちょっと用足しに二人で買い物に出掛けたんですけど、家まで間に合いませんでした。
おかげで傘が使い物にならなくなった。
師叔が赤い傘さして歩く姿好きだったのになー・・・。また買ってこよう。(楊ぜん)



台風の時なんかに外に出るもんではないと改めて実感した。
わしの赤い傘が・・・・結構お気に入りだったのに残念じゃ。
また楊ぜんに買ってもらうか。
そういえば楊ぜんが何か言ってた気もするが、風でよく聞こえんかった。
何て言ってたのかのう?(太公望)





【6月22日(火)】

やっぱり僕と師叔の心は繋がってるようだ。
背中に書いた文字をなんなく当ててしまうなんて愛の成せる技ですね!
書いた言葉の意味は師叔には伝わっていなかったみたいだが・・・・。
まだとぼけてるんでしょうか。
それとも・・・・・じょ、冗談ですよね?師叔?(楊ぜん)

あやつが何をしたいのか時々よぅわからん。
あとふつか・・・あとふつか・・・・何かあったかのう〜??
にしても背中をなぞるのはやめて欲しい。
くすぐったくてしょうがないのだ。わしが背中弱いの知ってるだろうに・・・わざとか?
今日食べた桃は絶品だった。うまい。(太公望)





【6月23日(水)】

やばい。師叔はホントに気づいてないみたいだ。
抱きついたら殴られたし。
こんなことなら最初から素直に言っておけばよかった。
愛はどこいったんですか師叔・・・・!僕への愛は何処に置いてきちゃったんです!?
ふて寝します・・・・・はぁ。(楊ぜん)


そうだった・・・・・・!!!!
だから数日前から楊ぜんの様子がおかしかったのか。
な、何も、プレゼントとか何も用意しておらぬぞ・・・・どうしよう。
あんだけ前からアピールしてたということは、かなり期待しておるだろうし。
どうしよう、か・・・・・・のう。うーーーーーん・・・・・(汗)(太公望)




【6月26日(土)】

楊「まったく!いきなり出張なんていれてあのジジイめ・・・」

家まで全速力で走りながら、上司の顔を思い出して楊ぜんはぎりぎりと歯噛みします。
24日は自分の誕生日だったのに、その日に出張を命じられたのです。
あれだけ太公望にアピールしておいて当日に肝心の本人がいないなんて。

楊「でも師叔は結局思い出してくれなかったみたいだけどね・・・愛が足りないのかなぁ・・・はぁ」

そっけない太公望の態度に悲しくなる楊ぜんですが、そんなのはいつものことと割り切ります。
愛なんて自分の分を足してなんとかすればいいのです。
それに、なんだかんだ言ってもそんな太公望のことが楊ぜんは大好きでした。
でも、プレゼントも、最悪おめでとうもなくても、誕生日はせめて一緒に過ごしたかったのに。
そう思うと早く太公望に会いたくなって、楊ぜんは更にスピードをアップして走りだしました。

楊(ああでも、この時間ならもう寝ちゃってるかな・・・)

家について、息をととのえてからインターホンを押そうとしましたが、ふとそう考えます。
なので、持っていた合鍵でドアを開け、そーっと中に入りました。
しかし奥の部屋には明かりがついていて、人のいる気配がします。
自分のことを待ってていてくれたのかなと思うと出張の疲れも吹き飛ぶ楊ぜん。
しかし、どうやら太公望は楊ぜんが帰ってきたことに気づいてないようです。
そんな太公望に悪戯心が疼きだし、驚かしてやろうと楊ぜんはそーっとそーっと奥の部屋に近づいていきました。

楊(・・・え・・・・・・?)

驚かそうと声を出そうとして、楊ぜんは部屋の中の様子と何かを一生懸命作っている太公望の姿を見て驚きました。
どうやら太公望は、ちゃんと思い出してくれていた様子。
とても豪華とはいえませんが、太公望の心がこもったあたたかいプレゼントに楊ぜんはいたく感激しました。


愛が足りないなんてことはなかったようです。





楊ぜんは喜んでくれたみたいだった。よかったよかった。
来年はもう忘れたりしないから、わしの誕生日も期待しておるぞ?
さっきも言ったけど、誕生日おめでとう。お主がいてくれてわしは凄く幸せだ。(太公望)



Happy Birthday youzen !!